ジョジョの奇妙な冒険の第5部はイタリアが舞台であり、ポンペイ遺跡が登場します。
ジョジョの第5部が好きな人は、一度は訪れてみたい聖地が「ポンペイ遺跡」であり、今回九州国立博物館で、「ポンペイ展」が開催されています。
ジョジョの第5部が好きなので、ポンペイ展に行ってきました
この記事では、九州国立博物館の「ポンペイ展」の感想と混雑状況、ジョジョのパネルと犬のゆか絵、周辺のランチ情報についてご紹介します。
目次
九州国立博物館「ポンペイ展」の感想
九州国立博物館「ポンペイ展」の混雑状況
前回、九州国立博物館の「北斎展」に行ったとき、13時頃は平日でも混雑していたので、今回は平日の15時頃に行きました。
最初の入場時点で並ぶこともなく、すんなりと入場できました。
平日の午後15時以降だと、少し人が少ない印象で、「ポンペイ展」をゆっくりじっくり見ることができました。
13時頃で混雑している時は、先に九州国立博物館の「常設展」を見るのもおすすめです。
常設展であれば、ほとんど混んでることがなく、ゆっくりと鑑賞することができます。
バックス(ディオニュソス)とヴェスヴィオ山
今回の「ポンペイ展」は、写真撮影OKだったのも、嬉しいポイントでした。
こちらは貴重なフレスコ画で、噴火直前のヴェスヴィオ火山を描いた唯一の作例と言われています。
一緒に描かれているのが、ローマ神話のワインの神様である「バックス」です。
なぜか、全身ブドウに包まれているのですが、ポンペイの恵みを表しているのでしょうか。
ヴェスヴィオ山とポンペイ遺跡
現在のポンペイ遺跡を、空撮した写真がありました。
奥に見えるのが、噴火したヴェスヴィオ火山であり、噴火する前は、フレスコ画のような山だったと考えられます。
これだけの広い都市が、一瞬にして完全に地中に埋まるとは、自然の力には人間の力など無力だと思い知らされます。
パン屋の店先
ポンペイは、ヴェスヴィオ火山が噴火するまで、様々なお店が立ち並び、ポンペイには約30軒のパン屋があったと言われています。
パンは、現在と同じように、当時の主食でした。
フレスコ画「パン屋の店先」では、パイのようなパンを手渡ししているところです。
そして、驚くことに、このパンそのものがポンペイから出土しており、炭化した状態のパンが展示されていました。
炭化したパン
フレスコ画に描かれているのと同じ形の、円形状の炭化したパンです。
ポンペイ遺跡から出土したものであり、ヴェスヴィオ火山の火砕流に飲み込まれて、一瞬にして黒焦げになったと考えられます。
通常であれば、パンという食べ物が、遺跡から出土するなんて考えられないのですが、火砕流により地中に埋まったことで、発掘されるまで長い年月、地中にいたのでしょう。
ポンペイという都市があり、そこで普通に生活していた人がわかる、貴重なパンです。
ポンペイ展を見て、絶対にポンペイ遺跡を訪れたいと思いました
九州国立博物館「ポンペイ展」ジョジョのパネル
九州国立博物館の1階のエントランスに、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」のパネルが設置されていました。
そう、なぜポンペイ展を訪れたかと言うと、ジョジョの第5部に、ポンペイ遺跡が登場して興味を持ったからです。
実際に、ジョジョの第5部では、ポンペイ遺跡での戦闘シーンがあり、アニメでも黄金の風12話と13話で描かれています。
特に見たいと思っていたのが、「悲劇詩人の家」の玄関にある「犬のモザイク画(犬のゆか絵)」で、ポンペイ展でも忠実に再現されていました。
「CAVE CANEM」と下に書かれてありますが、「猛犬注意」という意味です。
ジョジョでは戦闘シーンだけでなく、この犬のモザイク画の場所が、鍵の隠し場所と使われているので、なおさら本物を見にポンペイ遺跡に行きたくなりました。
実際に、ポンペイ遺跡の犬のモザイク画は、ジョジョの聖地巡礼としても有名なスポットで、多くの日本人観光客が訪れるそうです。
ポンペイの歴史が知れて、ポンペイ展に来て本当に勉強になりましたし、実際に行ってみたい気持ちが強くなりました。
九州国立博物館周辺のランチ【コリッコカフェ】
太宰府天満宮の参道は、かなり人が多く、お店の前に行列ができていることも多いです。
そんな時におすすめなのが「CoRicco Cafe(コリッコカフェ)」、太宰府天満宮案内所から徒歩2分のところにあるお店で、参道沿いから少し入ったところにあります。
周辺が住宅なので、お店の前を通りすぎないように、外の看板と「OPEN」の看板を目安に来ると良いです。
コリッコカフェのおすすめが、蕎麦粉で作った「ガレット」。
蕎麦粉が薫り高く、もちもちしていて、美味しいガレットです。
トリュフや、ニンニク、バジルなどのオリーブオイルも併せて提供され、自分の好みにあわせてかけて食べることができます。
このオリーブオイルが本当に美味しくて、いろいろ試せるのも嬉しいですし、オリーブオイルも販売されているので、気に入ったオイルがあれば購入することも可能です。
ガレットとサラダでお腹いっぱいになったのですが、コリッコカフェではケーキもあり、どれも美味しそうでした。
次は、ランチではなく、カフェでケーキを食べたいですね。
他にも、「北斎展」の時に訪れた、「笠乃家」のランチ「親子丼と梅が枝餅のセット」を、こちらの記事で紹介しています。
店名 | CoRicco Cafe(コリッコカフェ) |
住所 | 福岡県太宰府市宰府4丁目2-46 |
TEL | 0929230327 |
営業時間 | 火・水・木:11時~16時 金:9時~16時 土・日:7時30分~16時 |
定休日 | 月曜日 |
予算の目安 | ガレット1200円~ |
駐車場 | なし |
*この記事の内容は、2022年11月時点の情報です。