集中力を高めるためには、ウィルパワーを節約する必要があります。
そして、ウィルパワーを節約するには、決断や選択を減らすために、日々の出来事を「習慣化」することが大切です。
習慣化してしまえば、決断や選択時に集中力を使う必要がなくなり、集中力を使わなくても行動することができます。
習慣化すると、以下のサイクルを繰り返すようになり、集中力をコントロールすることができます。
- 習慣化でウィルパワーを節約
- 1つのことに集中力を使える
- 残りのウィルパワーで新しい習慣を身につける
今回は、集中力を高めるの習慣や、習慣化の仕組みづくりについて、ご紹介していきます。
日々の生活の選択を減らす仕組みづくり
私達は、日々の生活においても、たくさんの決断や選択をしています。例えば…
- 朝食何食べよう
- どの服を着よう
- どんな髪型やメイクにしよう
- ランチはどこで食べよう
朝起きて普通に生活をするだけで、いくつもの選択の場面が現れます。
まずは、自分が起きてからの行動で、どれだけ選択をしているかを書き出しましょう。
次に、選択している行動について、習慣の仕組みづくりをします。
例えば、朝食が毎日同じもので良い人は、メニューを決めておくこと、違うメニューが良い人は、1週間分のメニューを決めておくことです。
こうすることで、朝食の選択をする必要がなくなり、ウィルパワーを消費しなくなります。
これは、服や髪型にも適用できるので、1週間分の服装や髪型を決めておくと良いですよ。
すると、朝着替えが完了するまでの時間が短くなり、朝に少しゆとりの時間が…日々を快適に過ごす為にも習慣化は大切ですね。
素早く判断する習慣を身につける
食事や衣服などは事前に決めておくことができても、小さな決断は日々の生活にまだまだあります。
例えば、食器洗い、洗濯、風呂など、
- 「いつやる?(今or後)」
- 「誰がやる?(自分or家族)」
と選択や決断の連続です。
小さなことのように感じますが、例え小さな出来事でも、意思決定が続くことにより、ウィルパワーは消費されて集中力は低下します。
ここで大切なのが、「決断・判断は素早くおこなう」ことです。
もし、決断を後回しにしても、無意識に気になってしまうので、ウィルパワーは消費されていきます。
なので、後回しにせず、小さな出来事でも「素早く判断する」習慣を身に着けましょう!
後、私はいろいろ迷ってしまう性格なので…判断や決断が必要な時は、「○分以内に」と時間制限して判断するようにしています。
集中力維持に「片付け」の習慣
机の上は作業に必要なものだけ置く
仕事や勉強をする時、集中力を維持するために必要なのが「片付け」です。
机の上に、仕事や勉強に関係のないものが置いてあると、そちらに目がいき、本来しなければいけない仕事や勉強をせずに、別のことをしてしまう可能性があります。
例えば机の上が片付いていないと、「仕事をせずに、まず片付けをしよう」と思ってしまう。
家計簿をつけなければいけないのに、机の上にある別の本をついつい読んでしまう。
机の上が片付いていないと、このような実際にしなければいけないことと違う行動をとってしまいます。
なので、まずは仕事や勉強と関係ないものを机の上に置かず、作業に必要なものだけを置くようにしましょう。
できれば、部屋の中にも必要なもの以外置かないようにすると、より集中力を維持しやすい状況となります。
集中力を低下する身近なものに「スマホ」もあるので、スマホは机と別の場所に置く、または机の引き出しに入れると、視界に入らないので、より集中力を高めることができますよ。
私は、作業をおこなう前に、机の上にいろいろとものがある時、とりあえず2段目の引き出しに全部いれるようにしています(1段目はスマホやペンのみ)。
片付けると時間がかかるし、引き出しに入れるだけだと時間もかからないので、おすすめですよ。箱でも代用できます。
物を増やさない
机の上に必要な物以外置かないことも大切ですが、家の中に物を増やさないようにすると、片付けをする手間も少なくなります。
物が増えると、その分片付けに時間を取られてしまうので、何か購入する時は、本当に必要なものなのか考えてみると良いかもしれません。
また、本は電子書籍を購入すると、本を置く場所が必要ないので、物が増えることがありませんよ。
集中力を高める生活習慣【まとめ】
集中力を高めるためには、ウィルパワーの消費をおさえて、日々の行動を習慣化することが大切です。
そのためにも、毎日の決断や選択を減らす仕組みづくりをおこない、集中力を高める生活習慣を身に着けましょう!
- 生活で選択を減らす仕組みを作る
- 素早く判断する習慣を身につける
- 片付る習慣を身につける